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    ストーリー・セラー

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      小説家と、彼女を支える夫を襲ったあまりにも過酷な運命。
      極限の決断を求められた彼女は、今まで最高の読者でいてくれた夫のために、物語を紡ぎ続けた・・・・・。
      「Story Seller」に発表された<Side:A>に、単行本のために書き下ろされた<Side:B>を加えた完全版!

       世の中には、物語を「愛する人」と、物語に「愛された人」がいる。
      残念ながら、どちら側の人間かを自分で決めることはできない。
      「愛された人」から「愛する人」へ、心を込めて。
      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
      <Side:A>を読み終える頃には涙がぽろぽろこぼれて止まりませんでした。
      妻と夫で作家と読者で友達みたいにも兄妹にも同志にも見える二人。
      物語の作り方としては狡い反則だよ〜。
      こんな素敵な二人にこの別れはあまりにも辛くて痛くて悲しいもの。
      自分達夫婦に置き換えてみると・・・横にいるのは随分くたびれたおっさんだけど失いたくない存在なのだと再確認する。
      ちょっと気遣いが足りないとか、嫌なところは姑にそっくりだとか思う事もあるにはあるが、この人だと自分で選んだ生涯のパートナーなんだよねぇ。
      そんな事を考えてしまった。
      <Side:B>は物語と現実が交錯しているような感じでした。
      やっぱり心が痛くて切なかった
      最愛の人を失う悲しみは・・・味わいたくないな〜(T_T)
      でも、そんな悲しみは残された片割れが乗り越えなきゃいけないもの・・・そんな強さ持てるかな〜
      先立つ方もやっぱり辛いよね。
      あぁ・・・引き裂かれていく二人か〜痛いいっぱい血が流れる。
      それにしても、この作品に出て来る女性は男らしい。
      そこが凄く素敵。
      そして男性はしなやかで優しくて強いね。
      とても魅力的な人々です。
      それに引き替え家族のダメっぷりは落差が大きかった。
      認知症の親を一人で放っておくなんて想像しただけで怖い。
      自分の母親が認知症で、その介護をしているから益々現実味を帯びてしまう。
      食べること、着替えること、排泄、お風呂、掃除・・・どれもちゃんと出来なくなったら家の中はきっとああなる。
      人は強いけど、壊れたら脆いね。
      色んな事を考えさせられる一冊となりました。

      posted by: ななみ | 小説 有川浩さん | 21:48 | comments(2) | trackbacks(1) | - | - |

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        コメント
         
        2012/06/08 4:02 PM
        Posted by: 藍色
        こんにちは。同じ本の感想記事を
        トラックバックさせていただきました。
        この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
        お気軽にどうぞ。
        2012/06/09 11:27 PM
        Posted by: ななみ
        藍色さん、こんにちは
        トラックバック、ありがとうございます。
        と言いつつ、これの機能をちゃんと理解していない、へたれの管理人です。すみません。
        ブログ、のぞかせて頂きました。
        とても真面目に「読書」がお好きなのだと分かりました。。
        私はBL小説好きの声優好きのオタクです。
        色が違いすぎるように感じるので、そちらのページにはそぐわないのではないかと思うので、控えさせて頂こうと思います。
        せっかくのお誘いなのにすみません。
        ありがとうございました。









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        2012/06/08 4:01 PM
        Posted by: 粋な提案
        「ストーリー・セラー」有川浩
        このままずっと小説を書き続けるか、あるいは……。小説家と、彼女を支える夫を突然襲った、あまりにも過酷な運命。極限の選択を求められた彼女は、今まで最高の読者でいてくれた夫のために、物語を紡ぎ続けた――...