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    煌めく砂漠の聖娼婦

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      独特な神話的世界観が今なお息づく砂漠の国カースィム。
      大学生の彰斗は、知り合いの老婦人から「いつか神殿に返して欲しい」と託された美しいダイヤのネックレスを持って、黎明の神殿と呼ばれる場所を目指していた。
      ところが、辿りついた神殿で突然男たちに襲われた彰斗は、目を覚ますと優雅なベッドに寝かされていた。
      そこに現れた金髪碧眼の男は、彰斗を「神殿の主」と呼び、聖娼としての振る舞い方を教えようと甘く口づけてきて!?
      ーーーーーーーーーーーーーーーーー
      砂漠の国のお話で、神話的な世界観とはいえ、神殿の主が娼婦のような扱いってなんだろ?って思ってしまいました。
      内容が理不尽だったから、拒絶する彰斗には共感した。
      聖娼として仕込もうと抱き続けるハーディーには理不尽と思いつつ萌えちゃったけどね(^^;
      彰斗の体と心の変化がよくわかるので、ネックレスを外してもらった後はちょっと切なかった。
      お話はやっぱり二人にとって困難もあるけど明るい未来が展開することになった。
      安心して読み終えました。
       
      posted by: ななみ | BL小説 上原ありあさん | 22:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

      恋を教えて

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        ノンヶばかりを好きになる花宮一彦は、恋のつらさゆえにもう恋愛はしないと決めていた。
        そんな花宮は同い年の新任教師、鐘崎不動の指導教官となる。
        細菌オタクで人間嫌い、全く教師らしくない鐘崎の言動に腹を立てる花宮だったが、なぜだか気にせずにはいられない。
        しかしそんな気持ちを見透かしたのか、鐘崎は花宮を遠ざけようとする、。
        先のない恋に打ちのめされた花宮は、鐘崎に似た男、本田の誘いに乗ってしまい…。
        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
        個性的なキャラが多くて楽しかったです。
        鐘崎と本田は同一人物なんだろうとは思ったけど、気づかない花宮せんせ、ちょっと鈍い?
        とはいえ、まるで違うキャラを演出してたわけだから、仕方ないか…。
        無愛想すぎる鐘崎の気のない返事にもめげない花宮もなかなか面白いけど、好きになってからはそれがちょっと辛かったね。
        花宮を狙っている生徒がいたり、甘やかしてくれる呉がいたりしてなかなか賑やかです。
        ちょっと後ろ向きで色々諦めちゃってる花宮なので、鐘崎との恋はなかなか進展しなくてじれったい思いを沢山しました。
        本田と身体を重ねてしまった事への罪悪感も誠実だからこそで・・・切なかったよね。
        でも、二人の想いがちゃんと通じて恋人同士になれて本当に良かった〜〜。
        じれったかったけど、楽しく読み終えました。
        posted by: ななみ | BL小説 李丘那岐さん | 16:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

        その純情を暴け

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          大好きな兄・渡木阪鋭が緋賀組若頭・緋賀颯洵と恋人同士になって納得のいかない鈴原亮は、現在若頭預かりの身。
          下っ端として嫌がらせされながら働く毎日も、仕事帰りに鋭の店で鋭の料理を食べれば機嫌が直る。
          しかし店には必ず颯洵が。
          食ってかかる亮を兄たちと親しげな医師・藍川圭吾は優しく見つめる。
          ある日、病院を訪ねた亮は藍川と身体を繋ぐが……!?
          ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
          鋭の弟・亮のお話でした。
          面白かった〜〜♪
          お兄ちゃん大好きで好きすぎて押し倒しちゃったんだけど、きっぱり拒絶されました。
          亮の生い立ちや今までの人生や現状を思うと、やりきれない事、悩む事は多いだろうと思う。
          自分の存在価値や意味をぐるぐる考えてしまうのも仕方ない。
          そんな時に出会った藍川…彼もまた空虚な人生だったようです。
          一回り以上も年上の藍川でしたが、亮を求める姿は子供のようで、でもちゃんと大人なので色々萌え萌えでした♪
          亮が藍川の言葉や行動に振り回されてる様子も切なくて良かった〜。
          二人がお互いを自分にとっての光のように感じてるところがたまらなくいい。
          独占欲や嫉妬も愛情が深いからこそ・・・なんて思えちゃう。
          楽しい1冊でした。
          まだまだ続きが読みたいです〜
           
          posted by: ななみ | BL小説 李丘那岐さん | 12:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

          この運命を笑え

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            渡木阪鋭が緋賀組若頭、緋賀颯洵と恋人関係になってしばらく経つ。
            鋭の店に通う颯洵は、鋭を慕う弟、亮や津田たち元渡木阪一家の面々に睨みを利かせている。
            ある日、鋭は、店の前で空腹で座り込んでいた男、村瀬を拾う。
            鋭は行くあてがないという村瀬を店に置くことに。
            一方、店に来ても素っ気ない颯洵の態度に、鋭は不安を覚えるが、、、、、。
            ーーーーーーーーーーーーーーーーー
            「この愛を喰らえ」の続きでした。
            1作目の鋭の男らしさとヘアスタイルと色気や可愛さが薄い事で残念な気持ちになっていたのですが、何だかだんだん好きになってしまいました。
            颯洵の生い立ちと気質、若頭という立場や仕事から、癒される場所がなかなか無いが、鋭にはそれを感じられるし、それだけじゃない大きな存在として命がけで欲しいのだと分かった。
            無二なのだ。
            お兄ちゃん大好きな弟の亮にまで惚れられて、押し倒されそうになるけど、そこはあっという間にいなして諭してしまう。
            命がけで颯洵を好きなのだと告げるシーンはぐっとくるものがありました。
            それを聞いていた颯洵の嬉しそうな様子にも萌えです。
            行き倒れていた村瀬との出会いで、颯洵との間がもやもやしてしまいましたが、なかなかスリリングな展開で、二人の結びつきの強さを再確認しちゃいました。
            信頼しあって愛し合っているんだなぁ。
            鋭がもやもやして、颯洵を欲しがるシーンはめっちゃ萌え〜。
            はまってしまいました私。
            それから、津田と伊沢のお話もたまらなく良かった。
            15年想いを隠しながらそばにいた伊沢の忍耐もたいしたものなので、津田が面食らいながらも受け入れてくれた場面は伊沢じゃないけど、嬉しかったよ。
            甘さが無いのに萌えって凄いね。
            新たな境地に立てたような1冊になりました。
            スピンオフも楽しみ。
            posted by: ななみ | BL小説 李丘那岐さん | 21:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

            死ぬまで純愛

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              湖で事故にあった高校生の認は、目覚めると女の子になっていた。
              密かに憧れていた高志の彼女楡崎にだ。
              しかも元に戻る方法はないという。
              そんな事情を知っても、高志は親友として接してくれていた...はずだったのに。
              ある時突然、「お前は俺の彼女なんだぜ」と強引に唇を奪われ処女喪失させられてしまう。
              混乱した認は高志を割けるようになるが、ある時、自分の体がまだ生きていて、その事実を高志が隠していたことを知ってしまい!?
              恋と友情のはざまで揺れる学園センチメンタルラブついに登場!
              ーーーーーーーーーーーーーーーーー
              3作掲載されていました。
              「死ぬまで純愛」
              高志は臆病でずるくて自分勝手でやなやつだった。
              認を好きなのに、楡崎と言う女から請われて付き合ってしまうし、3人でデート?
              ありえん。
              そして事故で二人のどちらかを助けるなら…と身体は楡崎、心は認。
              なにそれ?です。
              真実を知る唯一の存在だから認は高志に心を許すけど、そんな認に高志がしたことは…
              無理やり、どうせいつかはそういう関係になるのだからと犯してしまう。
              むかむかしちゃうよ。
              「スクラッチノイズ」
              「君の知らない二人の秘密」
              この一冊、もやもやの残るものでした。。。
               
              posted by: ななみ | BL小説 鹿住槇さん | 11:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

              愛に溺れて恋に焦がれる

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                大崎東児は子供の頃から誰にも好かれる優等生を演じてきた。
                傷つくことを恐れ本当の自分を曝け出せない大崎の作りだした仮面。
                そんな彼を唯一理解してくれたのは高校時代の担任教師、加賀和泉だった。
                和泉に強く惹かれながらも、告白もできずに卒業して5年、大崎は夜の街で偶然和泉と再会する。
                忘れようとしても忘れられなかった美しい年上の男との溺れるような恋の行方は_________!?
                ーーーーーーーーーーーーーーーーー
                大崎の仮面の表と裏がわかり易く描かれていて、思いっきり感情移入してしまいました。
                和泉先生は少し謎めいていて魅力的です。
                先生らしくないけど、、、(^^;
                大崎の和泉に対する言葉遣いがずっと丁寧なのに、言葉攻めもあったりして萌えます〜〜(*^_^*)
                和泉のトラウマと大崎の女関係が二人を遠ざけてしまいそうになって、切なかった。
                でも、無事元通りになって良かった\(^o^)/
                和泉をずっと好きだった親友の告白にはちょっと驚いたし、それがラストシーンだったので残念でした。
                posted by: ななみ | BL小説 仙道はるかさん | 10:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

                彼が変態すぎて困る。

                0
                  評価:
                  月舘 あいら
                  角川書店(角川グループパブリッシング)
                  ¥ 540
                  (2012-08-31)

                  「ああ、この匂いだ」・・・・・・見知らぬ男に後ろから抱き締められ、突然匂いを嗅がれた会社員の友野千紘。
                  男は千紘が関わるサプリメント開発プロジェクトの研究員・日比谷譲だった。
                  千紘に「お前の匂いに運命を感じた。付き合いたい」といきなり告白してきた超匂いフェチでド変態な日比谷。
                  理解できない千紘は日比谷を避け続けたが、ある日、日比谷の前で研究用の催淫剤を誤飲してしまう。
                  「感じている時のお前の匂いは格別だ」と日比谷に頭から足の先まで全身をくまなく嗅がれて!?
                  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                  イケメンでエリートの日比谷が匂いフェチの変態ということで、大変面白く読みました。
                  千紘に向かう想いは真っ直ぐで熱くて、こんなに全部愛されちゃったら幸せだろうな〜と思うほど。
                  でも、なかなか理解できずに避けたり、受け入れた後にも疑心暗鬼になってしまったりとやきもきさせられました。
                  それもきゅんとする要因として美味しかったんですけどね。
                  実は日比谷のピンチだった場面を救ったのが千紘という事実もあって、日比谷の本気がようやく見えてきました。
                  変態だけど、とても誠実でエロくて素敵な日比谷が良かったな。
                  楽しく読めました。
                   
                  posted by: ななみ | BL小説 月舘あいらさん | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

                  恋の仮面舞踏会

                  0
                    評価:
                    名倉 和希
                    フロンティアワークス
                    ¥ 600
                    (2011-06-13)

                    営業マンの光良は接待で飲んだ帰り道、迷い込んだ公園で白いタキシードに仮面という妙な格好の男と出会った。
                    酩酊状態の光良は気がつけば、ホテルでその男と久しぶりに官能的な一時を過ごしていて……。
                    翌朝、酔った勢いとはいえ男相手に!とショックを受ける光良に、男はホストクラブの名刺を差し出しリョウと名乗る。
                    一夜限りの関係だと思いながらも、相手が気になる二人は……!?
                    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                     まずは、イラストがとても美しかった〜。
                    そして、リョウが可愛い。
                    コスプレも萌えだし〜。
                    そんなリョウにいつの間にか萌えて恋しちゃった光良。
                    リョウもまた気づかないうちに恋しちゃってた・・・って感じですね。
                    ちょっとだけ自分の気持ちには鈍そうな二人が身体の関係から始まった恋を実らせちゃうお話だったと思います。
                    光良のセリフがちょっとくさいように感じた部分もありましたけど・・・
                    posted by: ななみ | BL小説 名倉和希さん | 23:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

                    忘却の報讐

                    0
                      評価:
                      愁堂 れな
                      フロンティアワークス
                      ¥ 620
                      (2010-08-12)

                      電機メーカーに勤務する柳井は得意先の担当者として中学時代の後輩・岡橋と10年ぶりに再開した。
                      中性的で可愛らしい美少年だった岡橋は今は柳井より背も高く精悍な男になっていた。
                      転校で途絶えた恋愛めいた関係も柳井にとっては既に過去のものだた、岡橋に告げられたのは「恨んでました」という言葉。
                      高圧的態度をとられ続ける中、柳井は仕事で犯したミスの代償として岡橋に一夜の関係を要求され・・・・・・。
                      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                      学生時代に可愛いと思って、いけない事しちゃった後輩に復讐されてしまいましたね。
                      でも、恨んでいたのは忘れていた事だけで、ずっと好きだったんだね〜
                      好きだからこそ恨みも深くてあんなひどい事しちゃう…?
                      分からなくはないけど、愛情を感じにくい。
                      そんな岡橋にいたぶられるように抱かれながら、柳井は岡橋を好きになっていくんだなぁ。
                      そのあたりが何だかしっくりこなかった。
                      どうであれ、お互いに好きに慣れたのだから良かったんだけどねぇ。
                      きゅんとくる想いがなくてちょっと残念。
                      posted by: ななみ | BL小説 愁堂れなさん | 14:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

                      たくらみは終わりなき獣の愛で

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                        菱沼組組長・櫻内玲二のボディガード兼愛人である元刑事の高沢裕之。
                        夜毎激しく愛されるうち、ようやく櫻内への特別な気持ちを仄かに自覚するようになっていた。
                        そんなとき、一度は日本から撤退した中国系マフィア・趙の手により櫻内が瀕死の重傷を負わされたとの報が入る。
                        鉄砲玉に指名された早乙女とともに香港に飛んだ高沢を待っていたのは!?
                        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
                        色気とか可愛さとかとても薄いと思う高沢…なのにモテモテですね〜。
                        櫻内への想いを自覚できるようになったのは進歩です。
                        で、その櫻内が狙撃され瀕死!!!
                        どうなっちゃったのか心配だった〜〜。
                        そんな中、早乙女からの告白があったりしてちょっとどきどき。
                        危機一髪の場面で登場した櫻内はかっこよかったなぁ。
                        素敵でした。
                        posted by: ななみ | BL小説 愁堂れなさん | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |